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- わたし、地味なんです。
- あーもう、うごきたくない。
- とにかく動物が好きです。
そんなあなたに。
今回紹介する絵本はこちら
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今回の主人公はこちら
。ハシビロコウ。
見た目もちょっとこわいし、動かない地味ーなとりです。
でも、大塚健太さんと柴田ケイコさんの手にかかったら、愛着ある可愛い存在になってしまいました。
じーっと動かないハシビロコウ。
さて、何が来ても動かないのかな？
友達のカバがやってきても‥‥。
うごきません。
にょろにょろへびがやってきても…。
うごきません。
ちょっとやそっとのことでは…。
うごきません。
だから。
ゾウの鼻がバナナになっても？
ナマケモノが素早く走る？
うごきません。
ぜーったいそんなの起きないでしょ！？
ってことがかわいい絵で、かわいらしい言葉で語りかけてくるのです。
さて、次は何がくるの？
どうなるの？
いつ動くのー？
と楽しみながら読んでいけます。
読んでいるうちに、この動かないハシビロコウがかわいく思えてきちゃうから不思議。
さて、ハシビロコウはどんなときに動くのかな？
お子さんと一緒に、ハシビロコウの表情を楽しんでみませんか？
世界にはいろんな動物がいて、いろんな習性があるんだね。
そんなことを話しながら、こどもと一緒に楽しめますね。
動物園に行っってハシビロコウにあったら、絵本の一コマを思い出すかも。
ハシビロコウがカラフルな、素敵な絵で描かれていて楽しめる絵本です。
congerdesignによるPixabayからの画像
作者の大塚健太さん
ほかの作品にも生き物が主人公のものがたくさん。
「でんにゃ」、「虫にんじゃ」（バイ インターナショナル）「いちにちパンダ」、「よるだけパンダ」、「カピバラせんせいのバスえんそく」（小学館）、など。
HPもあって、新作をチェックできます。https://otsukakenta.com/profile/
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絵の柴田ケイコさん
「おいしそうなしろくま」、「あま～いしろくま」（PHP研究所）、「おにゃけ」、「でんにゃ」（パイ・インターナショナル）、「めがねこ」「めがねこのぼうけん」（手紙社）などの作品があります。
HPがあり、イラストやパッケージの事例がたくさん。オリジナルの雑貨販売もしています。
シバタケイコ イラストレーション (shibata-illust.com)
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おいしそうなしろくま （PHPにこにこえほん） [ 柴田ケイコ ]
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「うごきません」
作：大塚健太
絵：柴田ケイコ
出版社：パイ インターナショナル
定価：１３５０円＋税
入選等：第2回TSUTAYAえほん大賞第5位
・第14回MOE絵本屋さん大賞2021入賞(13位)
・第3回親子で読んでほしい絵本大賞入賞(11位)
・第5回未来屋えほん大賞入選
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