- なんか出かけるの嫌だなあ。
- 体調はいいけど、億劫だなあ。
そんな風に思うことありますよね。
そんなとき。
思い切って体を動かしてみちゃう、出かけてみるのもいいかもしれません。
昨日は娘の通っている剣道で、50周年記念錬成大会でした。
でも、5月に足の捻挫をしてお休みしてしまっていたので、今回行くのは久しぶり。
剣道の胴着も重いし、着るのが難しくてあんまり好きではない…。
様子で早めに帰るかもしれないことや、胴着は着ずに最初の稽古のみかも、と予めお願いしての参加です。
それにしても、どうも朝からご機嫌悪し。
朝の仕度するにもムスっとしていて、車に乗っていくときもずっと俯いてます。
一緒についていく私もなんだか憂鬱。
でも会場に着いたら、娘の表情がいっぺん!
同級生にあったら急にやる気が出てきたみたい。
先生からも
「よく来たね。今日は見学だけでいいからね。」と優しく声をかけてもらいました。
お掃除や準備で、自分ができることはないか、探します。
更衣室の棚のぞうきんがけ、大会の大きな幕を取り付けるのをお手伝い。
まだ小さいので、テープを切ったりとか小さな役割ですが。
「ありがとう」と言われて、うれしかったようです。
何か自分にできることがあるのはうれしいものですね。
館長先生が手ぬぐいをくださいました。
手ぬぐいには「知仁勇厳」と書いてあります。
知というのは、生きていく上での知識。
仁というのは、思いやり。
勇というのは、勇気。
厳というのは、知・仁・勇を得るために修行をしていくということだそうです。
剣道をするのは、強くなるとかそういうことよりも、この知仁勇を身につけるため、と。
いいお話だなあ。
娘にも何か伝わってくれるといいなあ、と思いながらお話を聞いてきました。
肝心の錬成大会の方は、また足の痛みが出てきてしまったので、見学に徹しました。
初めて見る剣道の試合。
全く剣道のルールも知らなくて、私も娘もただただ「すごいねえ。」と見学しました。
コロナ禍で人と集まることが少なくなっていました。
あまり必要性も感じなかったのですが。
やはり人が集まるとパワーが違いますね。
そして、そのときにしかない出会いだとか、体験ができます。
その時だけの学びがあります。
コロナ禍で、出かけること自体に億劫さを感じることが多い毎日。
でも、人との触れ合いって刺激になります。
学びがあります。
思い切って出かけてみる、何かに参加してみることの大切さを感じた1日でした。
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